1949-05-27 第5回国会 参議院 本会議 第36号
況んや從來國立病院の果して参りました災害時の救援、例えば一昨年の利根川が切れましたときに、私は現地でこれを見たのでありますが、國立病院の諸君が、普通の病院では全然できないような計画的な、機敏な、自己犠牲的な活動をせられたということを私は目のあたり見て非常に敬意を表しておるのでありますが、そういつた災害時の救援、又昨年の福井の震災に際して、私は國会から派遣されて見て参りましたが、ここにおきましても普通
況んや從來國立病院の果して参りました災害時の救援、例えば一昨年の利根川が切れましたときに、私は現地でこれを見たのでありますが、國立病院の諸君が、普通の病院では全然できないような計画的な、機敏な、自己犠牲的な活動をせられたということを私は目のあたり見て非常に敬意を表しておるのでありますが、そういつた災害時の救援、又昨年の福井の震災に際して、私は國会から派遣されて見て参りましたが、ここにおきましても普通
えることができないということであるならば、せめて來年度におきましては何らかの方法を用いてももつと出すようにしませんというと、國立病院におきまして、我々院長はできるだけ変なことにならんようなことに努めはいたしますけれども、知らず知らずの間に不合理的な、先程申上げましたようないろいろな儲け主義的なことが言わず語らずの間に、これは院長の力、厚生省の立では抑え切れないと思いますので、変なやり方をするようになりまして、それが將來國立病院
先ず第一は、從來國立病院の平均の赤字三割であるが、それにも拘わらず今回の予算によると二割五分の繰入でやることになつておるが、この点はどうかというお尋ねだと思います。お話の通り、大体昭和二十三年度年間を通じましての実績は、六七・八%ぐらいまでの收入に相成つておる実情でございます。
四、本特別会計運用上、將來國立病院の本質に反するがごとき支障を生ずる場合においては、政府は特別会計制度を潔く撤廃すること。 五、生活保護法及び社会保險制度の一層適切なる運営をはかり、國立病院の運営及びその利用上万遺憾なきを期すること。 以上が厚生委員会におきまして、希望として決定いたした諸点でございます。
○青柳委員 先ほど來、國立病院の会計を特別会計にするという理由につきましては、だんだんお話がありまして、これは了承したのでありますが、ここで重ねてこれに関連してお尋ねいたしたいのは、特別会計への一般会計からの繰入れ五億八千万円、こういうものはどういう根拠で出されたものが、それをお聞かせ願いたい。
元來國立病院は、元陸海軍病院を引継いだのでありまして、発足当初は当然元陸海軍病院時代より入院しておりました患者が大部分を占めておつたのでありますが、その後外來施設等も拡充いたし、又一般の國立病院に対する認識もおいおい高まつて参りました結果、利用者も次第に増加いたしまして、その運営も漸次軌道に乘つて参つたのであります。
元來國立病院は元陸海軍病院を引継いだのでありまして、発足当初は当然元陸海軍病院時代より入院しておりました患者が、大部分を占めていたのでありますが、その後外來施設等も拡充いたし、また一般の國立病院に対する認識もおいおい高まつて参りました結果、利用者も次第に増加いたしまして、その運営も漸次軌道に乘つて参つたのであります。
それが一つと、それからこれは最初の田代委員の質問に対します御答弁で、將來國立病院を独立採算制にする意図は全然ないという御返答があつたのですけれども、これは全医労関係の代表が大蔵省の主計局長並びに厚生省関係の予算を扱つておる第四課長と面会いたしました際には、はつきりと本年度は三〇%の補助を出すけれども、来年度は二〇%、次には一〇%というように減額して、將來は独立採算制にするつもりであるというはつきりした
ただこの予算にも、引揚援護廳のところをお廣げを願いますと、百二十二番、百二十三番、これは新たに合計七億円以上の経費がここに計上してございまするが、從來國立病院に入つておいで応なる方々で、收入未済になつておる方の大部分は、これに新たに該当される人々が多いのでございます。ですからこの経費がここに計上してありまするが、そのうちの相当多くの部分が國立病院に入つて來る経費でございます。
國立病院その他を視察いたしまして我々感じ、又國立病院がこの度は自給自足になるというような話を聞いておりましたのでありますが、元來國立病院は軍のものが多くありまして、まあ繁華地と申しますか、非常に地の利を得てない。又その建物が非常に経済的にできていない。こういう点でありまして、且つ医師と事務員とのバランスが取れていない。
実は私共といたしましても、從來國立病院、療養所、いずれも患者が逐年増加いたしますにもかかわらず、この両三年全然増員が行われておらない状態であります。從つてこれ以上医師或いはその他の從事関係者の数を減らしますことは、病院関係の事務の低下或いは医療内容の低下ということになろうと思いまして、関係方面に折角努力をいたしておる最中でございます。
併しながら元來國立病院、國立療養所の職員に対する物品の配給は非常に量が少ないのでございまして、その少い中から特に舞鶴病院或いはその他の引揚者の収容病院に特にこういう配給を余計やるという場合には、どうしても脇を差つ引いて廻すということになりますので、私共の関係だけではちよつと十分のことはでき兼ねるじやないかというように感じます。
すでに先般來國立病院の有料問題等につきましても、政府はたびたび徹底ということを言つております。そうしてあらゆる指令を發したらしいのですが、それは少しもすみずみに徹底しないで、實際に國立病院に患者たちは、その日その日を不安のうちに送つている。またそれを實際に扱つている事務の者の間にも徹底しないで、患者との間に意思の疎通を缺いているということを聞いております。